●モニター内容 発毛因子であるFGF-7を直接まつ毛に塗布することで、その作用、効果を検証してみる。
●モニター期間 2010年4月〜2010年7月
●モニターに使用した美容液












内容量は、おおむね2ヶ月で使いきる量として6mLとした。

FGF-7の配合量を下記の2種類用意した。
A:6,000IU/6mL
B:2,000IU/6mL

担体は、水を主体とした美容液で、使用感を出す為にグリセリン、BGなどを配合、
また防腐剤には化粧品に一般的に使用されるパラベン、フェノキシエタノールを採用した。
担体には、まつ毛を保護する目的でパントテン酸誘導体、ヒアルロン酸、ケラチン、
ダイズエキスを助剤として添加した。
ポリマー成分などを配合することで、美容液がまつ毛に付着し乾燥した後に、
まつ毛が太くなったような錯覚を起こす事を防ぐ為、カルボマー等の合成ポリマー、
セルロース類は一切配合しなかった。

●モニター方法

被験者は、6mLの美容液をおおむね8週間かけて毎日両まつ毛に塗布し、1週間ごとに
各項目(長さ、太さ、毛量、傷み)の変化を記録した。
●モニター数 モニター結果を提出したのはAが女性7名、Bが女性3名の合計10名であった。
●モニター結果


調査項目は下記の4項目とし、それぞれ5段階評価をしていただいた。
モニター終了時の結果は以下のとおり
 
Aが女性7名、Bが女性3名  FGF-7の配合量はA:6,000IU/6mL、B:2,000IU/6mL


●結論




すべての項目で効果があることが認められた。
特にまつ毛の太さと毛量については、FGF-7投与によりほぼ確実に効果が
出ているものと考えられる。
評価3以上はすべての項目でFGF-7濃度の高いAのほうが上回っているが、
Bであっても良好な効果が期待できると考えられる。
●今後の課題


モニターがすべて女性であったので、男性にも効果があるのかを調べてみる必要があると思われる。
またAとBの濃度では効果に差があったので、どこまで高濃度すれば効果的に限界が来るのかを
見極め、最も効果的な配合濃度を確認する必要があると思われる。

●モニターを実施いただいた方の終了時の感想(抜粋)

○最初の2週位で、急激な変化を感じました。まつ毛、濃くなったように思います。
○スタート時に比べ、まつ毛の傷みは改善したように感じましたが、長くなったとは特に感じませんでした。
○8週モニターをして感じたのは、長さが長くなるというよりは、1本1本がしっかりとし、なかなか抜け難くなったということです。
○お風呂上りに塗っていたのですが、2週目から少しずつ変わってきたが、4週目からは全く変わらなかった結果となりました。
○ハリとツヤが出て、長さも少し出てきたような気がする。
○少し自分が気短だったのか、伸びることばかり気にしていました。まつ毛のぬけ毛は、全く見えませんでしたが、毛が太くなり、
 マスカラが塗りやすくなりました。
○毎日見ているので変化をあまり感じませんが、濃くなったとは感じます。
○太さは太くなったような気がしますが、長さの変化はあまり見られないような気がします。
○最初の時と比べると大分長く太くなりました。
 

ホームに戻る